「いま甦る、キリシタン史の光と影。」 第3ローマヘ旅立った
少年たち

第3話について

16世紀、有馬のセミナリヨで学んだ4人の少年がローマへと旅立つ・・・このあまりにも壮大なプロジェクトにおいて、彼らが背負った期待と責任はどれほどのものだったでしょうか?

ヨーロッパ各地で熱烈に歓迎され、ローマ教皇への謁見を果たし、さらには活版印刷機を持ち帰るなど数々の偉業を成し遂げた少年たち。しかし、8年半にもおよぶ長旅の末に彼らが戻ってきた日本は・・・悲運にも禁教の時代に突入していたのです。